091225 焼き上がり


















白石島からのクリスマスプレゼント。
割れないで焼き上がったことが何よりも嬉しかったです。
1月24日の白石島公民館祭りの時に、展示販売してみようと思います。

091223 みゆき食堂


















お昼はきまって、みゆき食堂。
綿は順調かと話しかけてくれ、奥の方から着物を持ってきてくれました。
おばあちゃんの形見とのこと。
おばあちゃんが島で綿から作り、自分で手織りで作った着物。
裏地も人から見え得るところには、洒落た当て布を縫い付けてあって。

今も昔も関係なく、みんなそんな工夫を積み重ねてきているという当たり前のことに、
はっとさせられました。

091223 色づけ




































素焼きが終わり、色づけをしました。
公民館に電気窯があり、そこのスペースで。
みほちゃんが島で唯一灯油窯を操作できます。

信楽の赤土を使い、3品。
「呉須(ごす)」と「うのふ」と「辰砂(しんしゃ)」の3色。
きょうこさんのすべて手作りのサンドイッチをいただきました。
窯の中を汚さないように、底面に塗料がつかないように。

本焼きは翌日、クリスマスイブです。
何よりも、無事に焼き上がることだけが願いです。

091218 和綿の手織り体験

明日、明後日(12月19、20日)と倉敷ジャムというイベントが開催されます。
その中で、白石島の綿チームの方々が和綿の手織り体験講座を倉敷公民館で行われます。
白石島以外ではなかなか見ることができないものなので、倉敷へお立ち寄りの方は是非足をのばしてみてください。

倉敷ジャムでは、美観地区周辺のライブハウス、旅館、お寺など14会場でジャズストリートも行われます。
タブララサが関わらせていただいている旅館御園でもお座敷ジャズライブが開催されます。
こちらも是非。

旅館御園内にはタブララサのプロデュースによる「御園のカフェ」というオーガニックカフェがあります。
御園のカフェでは、コスタリカ産のオーガニックコーヒーや無農薬の紅茶などに加え、季節限定のスイーツメニューがあります。
ここで、白石島の手作り裂き織りコースターを使わせていただいています。

糸紡ぎや手織り体験をし、旅館御園でジャズを聴き、静かで落ち着いたカフェでコーヒーを飲んでゆっくり過ごす。
いつものとは違った旅館の楽しみ方、倉敷に出会える週末になりそうです。

091215 糸紡ぎ









早起き糸紡ぎ。
約20分しました。
白石島のきみちゃんに、この調子だと終わる気がしないです。と話したら、
全部できなくても、やれるとこまででいいじゃないと言われ、少し気が楽に。

明日から、写真右の綿がどれくらいの日数で、どれだけの糸になるのか、という観点で紡いでいこうと思います。

091214 糸を巻き付ける芯









だいたいいつも20分弱の糸紡ぎ。
今日は新しく糸を
巻き付けるための芯を作る。
島でくれた広告を適当な形にして、くるくると。
出来上がった糸をくくりつけてから糸紡ぎ開始です。

091213 糸紡ぎの音



今日は糸紡ぎの音を紹介します。
00秒〜 糸車を回しながら綿を糸状に引っ張りだします。ここは糸車が回っている音。
10秒〜 糸に撚り(より)をかけているところ。音が高くなります。
16秒〜 できた糸を、糸車を逆回転させ芯に巻き付けている。(左上の白い塊。)

これをとにかく続けることで糸を紡ぎます。

091212 糸紡ぎ









今日も糸紡ぎから1日が始まりました。というか、糸紡ぎをしてから1日を始めるようにしました。
右の写真はこの日の成果。
糸を巻き付ける芯を作ったりで15分程度の作業。
この調子ではいつになったら終わるのやら。
この写真をアップするのは心苦しいのですが、まだこれだけ残っています(左の写真)。
島の綿チームの方々に確実に怒られそうだな〜(特にきみちゃん)
というわけで、これからコツコツと糸紡ぎしていきます。

091211 糸紡ぎ


















早起きして糸紡ぎしました。
モーニング糸紡ぎ。
何でもないただの日に。
20分程度でしたが、腕は衰えてなかったです。
(もともとそんなにうまくないだけか・・)

糸を作ることがこんなに難しいというのは、自分で紡いでみて初めてわかりました。
糸の太さが揃わないし、糸になったと思ったらいとも簡単に切れるし、
できあがったものばかりに目がいきますが、そこで使われている材料やプロセスには、
色んなものが詰まっているのだという、当たり前のことを気づかされる行為の一つが糸紡ぎなのかなと、そんなことを考えました。

まだ、途方もない量の綿が残っています。
1月末までに糸紡ぎ、染めを済ませて、2月には織り作業に入りたいです。

091129 色づく


















前回、島に行ったのは10月12日。シーカヤックをして、海で泳いだ。
つまり夏残の白石島。
今回、11月29日。秋を探し、島を歩く。
ピンクの花びらが落ち、コンクリートの地面に色をつける。
開龍寺も紅く染まり、イチョウの木が黄色くそびえ立つ。
そしてサンタクロースがじっとクリスマスを心待ちにしていました。
秋どころか冬の気配まで見つかった島の1日。

開龍寺の紅葉はこちらをご覧ください。
公民館主事のきみちゃんのブログです。

091129 陶芸部


















4月から島に通い始め、初めて陶芸部の活動日と同じ日に島に来ました。
白石島の陶芸部は15年以上前に生まれたもので、有志で先生を呼び、毎月1回この集会所で陶芸を行っているようです。
この日は10名弱の方がいました。

「カフェオレボウルを作りたい」と言って作り出しました。なんだいそれは、というとこから始まり、こんなに間口が大きかったらすぐ冷めるでしょといつものように突っ込まれ、こんなに大きなものだっけ?とよくわからないなりに、とにかく丁寧に作り上げる。
たぶんこれはカフェオレボウルではないのでしょう。
他にも2個を作りました。
素焼きをしてもらい、その後、色をつけ、本焼きへ。
1月24日(日)の白石島公民館祭りに出品する予定です。

ふんわり白いチーズケーキ「タブララサ」をお土産に持っていき、みんなで10時半にはおやつ。島に着いたの10時前なのにおやつ。干し柿やらうなぎパイやら、豪華なおやつの時間でした。ケーキも好評。
たとえばおやつの時間にちゃんとおやつを食べて、一息つくような余裕がこの島にはあるのでしょう。当たり前のものとして。

活動のあとは陶芸部の方も一緒に集会所の片付け。
外で草を焼いてると、続々と車がやってきます。
みなさん、奥さんのお迎えに。
焼き物は重いし数はあるし、やはり徒歩や自転車では参加できない。
島という小さな場所でも、車がないと陶芸部に入るのは難しいようです。
交通手段によって、選択が変わってくるんだなと考えさせられるものがありました。

そして、島でも活動的なのはやっぱり女性なんだというのがよく見えた、
陶芸部の方たちとのひと時でした。

091129 集会所の片付け


















左:働き者のえつこさん
右:みゆき食堂のうどん定食









11月29日、1ヶ月半ぶりに白石島。
この日は集会所の片付けがありました。あと陶芸部。これは別のエントリーで。
集会所を片付けるのは、来年1月2日にこの場所で神楽があるからです。
神楽は4年に1度行われます。
来年のお正月早々から島はオリンピック状態という感じでしょうか。
11月の始めから機織り機を各家庭に運んだり、着替えの為に物置になっていた場所を掃除したり、それはとても大変な作業を、島の行事のためにみなさんでなされていました。

この日にしたことは、掃除の後片付けといいましょうか、僕が行った時点ではほとんど集会所は片付いており、したことは床を掃いたくらいです。
陶芸の傍ら、棉畑やその周りの枯れたコスモスやらを掃除。
それらをかき集めては燃やす。
焚き火というよりか、まさに必要な作業としての火という感じで。
よく言い過ぎかもしれないけど、火は生活の中で「使うもの」なんだなと。

島のお昼はまさに12時頃にみんなきっかりご飯を作りに帰宅されるんですが、この日はみなさんお昼ご飯を作らなくても大丈夫なようで、綿部の方たちもこのブログを読みながら秘かに気になっていた「みゆき食堂」に行ってきました。
きみちゃん、ひろちゃん、えっちゃんと僕。
島にずっと住んでいながら、はじめて食べるみゆき食堂のうどん定食(500円)に皆さん感動。お昼からこんな贅沢なご飯はないわ〜、おいしいおいしいと口を揃えてました。
みゆき姉(ねえ)と慕われるみゆきさん。

先日も鎌倉から若い女性の方がひとりで島に来られたそうで、そのときにご飯を食べに寄ってくれて、おみやげもろたんじゃと喜んでおられました。
食堂をしている楽しみは、そうやって色んな方と話ができることやたまにおみやげをもらえることだと(笑)。あとはボケの防止なんだと。

その後、集会所に戻り、引き続き片付けをし、神楽チームへバトンタッチとなりました。