100521 おしくらまんじゅう









5月21日。
NHKのニュースコア6に生出演した白石公民館織り部のみなさん。
その日の棉畑の様子をメールで届けてくれました。

どうやらのこの畝は3粒程度蒔いた棉の種がほとんど芽吹き、おしくらまんじゅう状態になっているようです。
早く間引かないと!

100517 棉の芽たち









白石島からの便りです。
5月17日の棉畑の様子です。

100514 棉の芽










5月14日、もうこんな風に芽らしくなってきました。
この調子でたくさん芽吹いていることでしょう。

いつもいつも島には行けないので、こうやって便りが届くのが楽しみです。

100512 棉、芽吹く









芽は微かに見える緑の物体。






拡大してみました。


5月12日に島からメールが届きました。
種まきから4日が経ち、土の中から棉の芽が顔を出したようです。
あっと言う間に芽吹きました。
今年も無事に育ちますように。

100515 白石島の本、完成










タブララサと白石島との1年間の関わりを記した本ができました。


オーガニックコットンでしまをデザインする


20ページなので、本というより小冊子です。
タブララサと白石公民館手織り教室の皆さんとの1年間の関わりを通して、棉の種から1枚の布になるまでのこと、白石島の四季の出来事、そしてタブララサが島や島の人たちと関わる中で、何を感じ、考えてきたのかをまとめたものです。

福武教育文化振興財団の助成により制作。
本は無料です。
送付を希望の方は「着払い」でお送りさせていただきます。
興味を持っていただいた方、下記まで連絡をください。


NPO法人タブララサ
TEL/FAX: 086-246-6266
mail: nporasa@yahoo.co.jp

100508 しまトーク






















2009年度は1年間の白石島との関わりを本にまとめました。
2010年度は映像を作ってみようと、ビデオカメラを持参しました。

どちらもタブララサの白石島との関わりにおいては、本を作ることも映像を作ることも副次的なことなのですが、ちょっと面白そうなきっかけとして、あると楽しいのかも思うもの。

種まきのあと、ゆっくりとした時間を過ごすことができたのですが、そのとき、1年間のことを島の方と振り返っている中で、僕たちが最初に話していた島らしいデザインってどんなものになるのか見てみたいと思ってるんだよと、初めて言葉で伝えてもらいました。
そういう言葉を耳にし、とても驚いたのと同時に、やっぱりそういうことを考えることも大切なことなのかもしれないなと思わされました。

そんな話をした後で、去年の種まきから関わってくれている会社の後輩の藤本くんと、ビデオカメラ使って何をやろうとか、2010年度、どうしようとか、考えることをつらつらと話している中で生まれたひとつのアイデア。

「しまトーク」

と名付けてみたのですが、
白石島を訪れた感想でも、島のこと、どこの島でいいのだけど、考えたこと/考えていることなど何でもいいので、白石島の集会所で話し、集会所で見ることができる映像としていく。

それは白石の方のきまぐれでつけられるテレビのようなもの。
たまに聞こえる車の音とか、夕方のサイレンの音とか、路地ですれ違うことのある、外国からのお客さん。
それくらいの、緩い密度で流れるものになればいいな。

いろんな人のいろんな言葉や空気感や思いが並び、流れている。
白石島に限らず、どこの島のことでもいいので、島/しま/縞/ストライプ/ボーダーということについて、何かの言葉と映像が残っていけばいいなと思っています。

一緒に島を訪れたときに映像を撮りますので、ご協力(=一緒に白石島を訪れる)をいただける方は連絡をください。

NPO法人タブララサ
nporasa@yahoo.co.jp

100508 バーベキュー















































種まきの後は、今年もバーベキューです。

外では炭に火をつけて、中ではおにぎりづくり。
味付け用の塩を取りに帰る人や、畑仕事を続ける人。
みんな何かと動いています。

食材もお肉以外はすべて島でとれたもの。
鯛、イカ、キャベツ、たまねぎ、たけのこ。それからおにぎり。
目がキラキラと輝いていた鯛はとてもおいしかったです。

その鯛は島外からお手伝いに行った私たちに振る舞ってくれました。
島ではいつでも食べれるからいいですよ、とのこと。
羨ましいことです。

おにぎりは去年は島の方たちが握ってくれていたのですが、今年は一緒に作りました。
去年は関わり始めの頃で、きっと島の方たちもわたしたち若者によくしてあげようという意識だったのでしょう。
それが1年間一緒にやってきて、いい具合の関わり方になってきた、そんな風に感じた印象深い出来事でした。

魚の骨や焦げてしまったお肉などは、畑に穴を掘って埋めました。
食器も島の小学校で使っていたものを使います。
ゴミがほとんど出ないバーベキュー。

島ではそれが当たり前です。

この日が誕生日だった今村さん。
ジュ・フォビアンのふんわり白いチーズケーキ「タブララサ」でお祝い。
タブララサとのコラボで生まれたもので、島のみなさんに大変好評です。
何かのお詫びのときの秘密兵器として、今年も活躍してくれることでしょう。。

畑仕事や手織りのことなどを習いに来た今村さんなのに、
島の方たちに先輩!と呼ばれてる光景が面白かったです。

100508 種まき









島の人たちはすでに作業中。急いで準備。









見て習い、実際にやってみる。









黒マルチに穴をあける道具の使い方を習う人、1年ぶりにくわを使う青年。









休憩ですよ。白石島の桑茶です。









休憩中。車の荷台は特等席。









黒マルチに穴をあける。右は棉の種。









種まきの様子。

5月8日(土)、2010年の棉の種まきに白石島を訪れました。
タブララサによる種まきツアーということで、メンバーを含め7名の参加。
白石島に着くと、昨年末に取り上げていただいたリビング新聞を見てくださったという、目の不自由な方とその付き添いの方、それから盲導犬の「まるこ」と合流しました。

それに白石島の織り部の人たちが7名ほど。いつものメンバーです。
この日は公民館長さんも耕耘機で耕したりと大活躍。

作業の順序としては、

1.灰や牛糞をまぶし、耕耘機で畝を作る
2.畝をくわを使ってならす
3.黒マルチをはる
4.穴をあける
5.種をまく

となります。

集会所に着くと、すでに作業は進んでおりました。
私たちは黒マルチはりから参加。
まずは織り部のみなさんの作業の様子を見て習い、その後で交代してもらい、横で指導係をしてもらいながらの作業。
去年も参加した人は、厳しい?指導をしていただいていたおかげで、1年ぶりでもうまく作業ができるのですが、初めての人はなかなか難しそう。体で覚えれば来年は大丈夫。

くわ使いとマルチはりと穴あけと一通りやってみて、自分の得意な作業をしましょうとの号令もあり、適材適所でてきぱきと作業は進みました。

桑茶の休憩を挟み、作業を再開。

今年は人数も増えたおかげで、去年よりずいぶん早く作業が終わりました。
私はビデオカメラを回したり、写真を撮ったりとディレクター気取りでの作業。
観察者に徹してしまわないように、適当にやっていきたいです。
それと同時に、去年は作業をしっかりとしていたけど、1年、島に通い、棉畑のことも島のことも少しはわかってきて余裕がでてきたのかなと。
作業しているみなさんのヒンシュクを買わない程度に頑張ります。
種まきが終わったあとも、織り部のみなさんは手を休めずにもくもくと他の作業を続けてました。
そういうところをさりげなく体得していきたいです。


今年の棉畑は少し変化があります。
まず、畝の並びの向きも元に戻しました。
それから、棉畑の横に桑の木が仲間入り。
集会所で棉も桑も楽しめるようになりそうです。

















写真の右の右側が桑部のエリア。