白石島合宿、やります。

今年も白石島合宿を行うことになりました!

5月に島の方々と一緒に種まきをした棉はすくすくと成長し、白くてかわいい綿を実らせています。
その収穫のタイミングに、白石島で1泊して、島を楽しむ合宿です。
9月18、19日に行います。

昨年は初めての開催だったにも関わらず、30人もの方に参加いただきました。
日帰りで島へ行くのもいいですが、「島に泊まる」のはほんとに格別な体験でした。
島から見る夕焼けは、瀬戸内の多島美として語ることもできますが、
白石島の場合は、そこから見える本州の町並み、工場地帯、山々などを背景にしていて、
考えさせられる印象的なものです。
これを見るためにも是非島泊を。
シーカヤックを存分に楽しむことができます。
思い思いに白石島で過ごし、夜には各々がゆるやかに話をし、みんなの話に耳を傾け、
廊下で飲み続けるなんてこともできます。
学生時代にタイムスリップしたような時間。

昨年、神奈川の専修大学からKSアカデミーという公開講座の方々とともに、白石島へ来てくださった神原先生が今年の合宿の案内文を作ってくださいましたので、それにて告知をさせていただきます!


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「初秋の瀬戸内・白石島で綿摘みと島時間を満喫するツアー」
 (神原先生による勝手にツアー命名)

日程:9月18(土)〜19日(日)

スケジュール:
 ・18日13時に笠岡港集合、14時過ぎに宿到着
 ・夜までは山歩きやシーカヤック、海水浴など自由行動
  (瀬戸内の雄大な眺望や島の史跡などを満喫できます)
 ・晩ご飯は瀬戸内の魚料理をご用意しております
 ・19日午前中は綿の収穫体験
 ・午後からは地引き網体験(気分は鳥羽一郎か山本譲二)
 ・夕方の船で笠岡に戻り、解散

<ご注意>

このツアーは、岡山県内や関西、関東など各地から参加者が集まるため、
白石島での宿泊と綿摘みなどのご案内以外、
往復の交通費などはすべて各自で手配となっております。
ちなみに、今年は瀬戸内国際芸術祭がありますので、
行き帰りで寄り道をされるなど、自由にプランを立てて
白石島訪問の前後をお楽しみ下さい。

瀬戸内国際芸術祭
http://setouchi-artfest.jp/
笠岡港から白石島のフェリー
http://sanyo.pupu.jp/ferry/
白石島でのラサの活動
http://rasa-cotton.blogspot.com/
島づくり海社
http://www.shimazukuri.gr.jp/

宿泊先は、参加者の人数等が決まってから後日連絡させて頂きますが、
そのあたりのやりとりは「島時間」で進められますのでご理解ください。
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どなたでも参加いただけます。
宿泊は中西屋旅館さんに決まりました。
料金は1泊2食と飲物代、手織り体験料、参加費を合わせて1万3千円程度の予定です。
シーカヤックをする場合は、別に1000円/1時間が必要です。
地引網体験は希望者のみです。
19日のお昼までで帰られても構いません。

参加ご希望の方や、この合宿についての質問は、
下記までお願いします。
みなさまのご参加をお待ちしております。


企画:NPO法人タブララサ
担当:金田崇男
tel:080-3033-8455
mail:nporasa@yahoo.co.jp

100816 綿が実る


















8月16日に白石島へ。
この日は今年最後の白石踊でした。
その前に、棉畑へ。

きれいな花が咲いていました。
初綿は数日前に確認済みとのこと。
去年はちょうど1年前の同じ日に、白石踊で訪れた際に見つけていたので、今年もと思って意気込んで行ったけど、島の方の意地?もあり、叶わず。

いつもは帰ってしまう時間に島を訪れたのだけど、年に数回しかない夕暮れ時の島時間でした。

100811 白石踊のお知らせ

8月16日(月)は白石島で白石踊を見るのに一番の日ではないかと思います。
去年、初めて見に行き、とても静かに、まさに伝統を守るように踊り続けている姿を目の当たりにして、本当に心を揺さぶられました。
その日が、8月16日なのです。

以下、
島づくり海社のページの案内文の引用です。

「8月13日(金)〜16日(月)まで白石島では島の盆として、国の重要無形民俗文化財「白石踊」が開催されます。
白石踊は源平合戦での戦死者を弔う「供養踊」として伝わったもので、昔から白石島では浴衣姿で静かに踊られていました。現在の衣装を着けた華やかな衣装で踊るようになったのは「大阪万博での出演」がきっかけと言います。
 海辺の夕暮れの風景をバックに衣装を着けた踊りがイメージされますが、島の盆の時期には衣装をつけることはありません。華やかさに欠けるいわれるかもしれませんが、古くからの形をそのまま島の盆だけは継続して守っているといえます。
 島の盆の期間で16日だけは西浦の浜辺で踊られます。この日は、先祖供養の行事として午後7時から「灯籠流し」の行事が行われ、多くの灯籠が流され、その後に浜辺で最後の白石踊が踊られるのです。」


16日は白石踊の後に臨時便が出るので、お盆休みの方は是非足を運んでみてください。
本当に素晴らしいです。