090816 白石踊り



























お盆最後の日、この日は浜で行われた白石踊りを見に行きました。
8月13日からの4日間、毎晩白石踊りを行っていますが砂浜で踊るのはこの日だけ。

白石踊りは島の中で当たり前のこととして行われていました。
観光的なお祭りにしてしまわずに、島の人が静かに守るもの。
それは儀式のよう。

太鼓と歌い手を囲って踊りますが、中学生なんかも順番に太鼓係をやったりしています。「おー、うまくなったなぁ」とか後で誉められているのでしょう。
そんな予感を感じさせる光景。

この日のために露店が出るでもなく、周りでどんちゃん騒ぎをするでもなく、皆が静かに踊り、それを見守る。
同じ踊りがひたすら続きます。毎夜3時間ほど。

いつ終わるの?と聞いても、疲れたら終わるという答え。
それは答えなんだろうかと思ったけども、そもそも何時になったら終わりだとかという考え方自体が、この島にはそぐわないのかもしれない。
島には全然違う時間が流れている。

今回のプロジェクトの方向性を思うと、白石踊りを見れたことはとても大きかったです。
島へ行って、見て、考える。感じる。
やはり一緒にいるということ。共有。時間や場所を共有すること。


白石踊りの前に行った棉畑には今年初めての綿が芽吹いていました。
いよいよ綿摘みの季節。


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