100918 白石島合宿1日目

9月の3連休の前半、18、19日に2回目となるタブララサによる白石島合宿を開催しました。
去年は30人もの参加者があり、大変盛り上がった合宿でしたが、今年は10人ちょっとで、こじんまりと、静かに白石島を楽しんだ2日間になりました。

今年も専修大学と川崎市によるKSコミュニティ・ビジネス・アカデミーの第4期生の方が、
親子6人で参加してくれました。
去年は神原先生を入れて6人だったので、人数にしたら同じですね。
タブララサをKSアカデミーにつないでくださった神原先生は、
瀬戸内国際芸術祭の関係のお仕事で今年は不参加でした。
あとはタブララサから6人です。










神奈川県の川崎市からはるばる参加してくれたのは馬上ファミリーです。
お父さんと4歳のしょうたくんは、なつかしの笠岡を散策してからとのことで、集合時間には講座生だったお母さんと中学生のしょうくん、小学生のなつきちゃん、ただいま1歳のまなちゃんが来てくれました。

民宿は今年も中西屋さん。
11時過ぎに白石島に入り、荷物を置いてさっそく昼食に。
いつものみゆき食堂へ。
お店に入るといつもと違い、小さな子どもも一緒なのに気付くと、畳のスペースに寝かせてあげたらいいよと進めてくれ、瞬く間にあかちゃん用に敷布とまくら 用のタオルを準備してくれました。おまけにこれがうちにある最後と、サンタさんのぬいぐるみをプレゼントしてくれました。
そんなこんなで島に来て早々に、島の人とさりげない気遣いに触れることになりました。
いいね。
お腹もいっぱいで、のんびり散歩しながら民宿へ戻り、なつきちゃんたちは昼寝を始める。
贅沢な島での時間だなー。










午後からは公民館長さんの天野さんに来ていただき、白石島の歴史と今、島での暮らしなどについてお話をしてもらいました。
おやつは今回も岡山のジュ・フォビアン製、ふんわり白いチーズケーキ「タブララサ」です。こちらで買えます。

白石島での暮らし。
ゴミは10種類以上に分別するんですとか、島では当たり前にやっていることにいちいち驚いていました。
おそらくゴミを捨てる日に島に来たことがないからだろうけど、気付かない島の良さがまだまだたくさんあるんでしょう。










島の話のあとは、みんなでシーカヤック!
今回の合宿で1番の楽しみだったんではないかな。
中学生のしょうくんは1番楽しかったのがシーカヤックだと、あとで教えてもらいました。
彼はロボコン部に所属し、ちょうど大会が終わったところ。
普段、メカニカルなものに触れている分、自然の海を自らの力で漕ぎ進むことの面白さにも触れれて、今後のロボット開発に向けて、いい刺激になってればいいな。










夕焼け時になり、鳥たちを撮りに海へ。しょうくんにカヤックの運転を任せ、後ろで撮影に専念。2人乗りって便利。
たっぷり遊んで砂浜へ戻ってくると、お父さんと4歳のしんたくんが来てました。
しんたくんは「心大」と書くので、ところてんと呼ばれたり。
ところてんというよりは、アンパンマンのようなかわいさだったのですが。。










夕食は昨年の合宿からのリクエストである、瀬戸内の魚たち!
岡山から参加したメンバーも、こんな料理はそうそう食べる機会もなく、みな満足。
馬上ファミリーのお父さんとちゃんと話をしたのはこの食事のときでした。
しょうくんたちから噂を聞いていたのですが、それを超絶するキャラクターで、
夫婦のやりとりが傍目には厳しい言葉の応酬だなーと思えるところも、
あれよあれよという間にどっちが勝ったとかそういう感じでなくうまく収ってるのが、
ヒヤヒヤしながらも見ていて楽しかったです。
含蓄のある言い回しも多くて、あとで聞いてみるとお父さんは研究肌の読書好きだということがわかりました。
もっと話をしてみたかったのですが、初対面の若造では相手にならず。。
というか、1歳のまなちゃんの面倒見るためにすぐさま客間へと引き上げていかれたのでした。










この日の最後は、キャンドルトークです。今日のこと、白石島に来て感じたことを、ひとりひとり話していく。
去年はエコとか環境、オーガニックって、といった話に発展し、議論も盛り上がったのですが、今年はちっさいお子さんもおられて、その子たちの様子を見ながらの時間でした。
やっぱり子どもたちのことが気になって、なかなかじっくりと話をすることはできなかったのだけど、そういう環境の下で、どれだけ伝えたいことを話せるのか、聞き出せるのかということは勉強になりました。

あとで合流したしんたくんは、タブララサのお姉ちゃんたちを大好きになったようで、いつも一緒。2人のおねえちゃんの間に隙間があれば、そこへ入っていく。必ずといっていいほど。
将来は頼もしいなーと、タブララサの3人の男子で夜遅くまで話していたのでした。

そのうちの1人、青木くんはオーストラリアの大学で観光学を学んでいます。
ちょうど休学していて日本にいるのだけど、夜の浜辺で、白石島から見えるこの景色、時間を楽しむために来たんですと言っていました。
波が寄せる音、対岸に見える福山の工場地帯、そして月。
ぽつんと離れた島であれば、まわりを見渡してもきっと海しか見えないでしょう。
瀬戸内海ならば、回りに島があり、また本州、四国、九州という大きな島も見える。
島から島が見えるのは、そこにある生活を感じさせる。
南の島の離島で見るのとは違った景色を与えてくれるんだろうなと思いました。

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