090429 畝づくり

白石島の旧・小中学校跡地のグラウンドで、平成13年から綿を育てています。


その綿畑。

ここで作る綿はすべて「オーガニックコットン」。
すごい量を作っているわけではないですが、農薬を一切使わずに丁寧に育てた綿です。
今年はタブララサも加わって、共同で綿作りをすることになりました。

この日の作業は畝づくり。土地に肥料をやり耕します。
その前に、去年育てた枯れた綿や草を取っています。

肥料の牛糞です。

耕す前はこんな感じ。

灰をまぶします。

耕運機のプロ。

耕運機デビュー。

ひととおり、畑を作ることができました。

090401 福武教育文化振興財団

このプロジェクトの実現は、この財団の助成金の当否に密接に結びついていました。
岡山市内から白石島までの交通費さえも1年間まかなう事が難しいNPOの財源。
助成金の存在を知ったのは、締め切りの1週間前。
慌てて昨夏以来の島の訪問。

ビジネスを起こして儲けを出すためにやりたかったプロジェクトではなく、
瀬戸内海にある白石島に昔からあった綿を使った生活文化を、
オーガニックコットンや手織りという昔からそうだった形により、
島の魅力を発信する。
それが、白石島の島おこしのきっかけになれば。

これまでタブララサがやってきたことをこの島でやってみる。
オーガニックコットンというもの、
はたまた綿という素材、それを使った生活文化、布と島のデザイン。
綿を作り、糸をつむぎ、織る。
それを島へ通い、島の人たちと一緒にやっていく。


『白石島で島おこしのきっかけをつくる』
≡≡≡オーガニックコットンでしまをデザインする≡≡≡










よい巡り合わせで助成金を頂けることになりました。
あとは考えて動くだけ。
この1年間で何かが変わればいいなと思います。