合宿2日目。
朝から集会所で綿の収穫です。
青木くんの頭の上には黄色の花が咲いています(左)。
数日で花の色が変わり、綿花のつぼみ(右)になります。
これが綿になる前の状態。
そうして、白い綿ができます(左)。どこにあるのか棉畑を探しながらの収穫。
その後、青木くんはサンタクロースのような白髭をたくわえます(右)。
右にいるイズミンはチャリティーサンタ。の岡山の代表をしており、
サンタの扱いには慣れています。
次に収穫した綿の種を取ります。
ここからはトノの登場です。今年の3月にかいわれの会が主催する
だっぴ2010でタブララサを知ってくれ、白石島へ。
そこで島の空気に触れ、糸紡ぎに邁進中のSPOxTのメンバーで、
今年は世界のCMフェスティバルIN OKAYAMAなども頑張ったキャリアウーマンです。
その人が今度は白石島で活躍中。
ちなみに、イズミンは縁join!SPOxTというFMくらしきのラジオ番組でパーソナリティーもしています。
みんなすごいです。
なにより、その代表をされてる石田さんのパワフルさには脱帽なのですが。。
早く白石島へ来てくださいね。
まず、綿の種を取ります。手づくりの器具を使い、ひたすら回し続けます。
種が取れた綿を右の写真のようなアイテムを使って、繊維のまとまりをほぐします。
白石島ではこの「綿打ち」だけは、島外の手仕事でされているところへ依頼しています。
昔はこうして地道にやっていたようです。
続いて、糸紡ぎ。
実は、この合宿2日目には瀬戸内海放送(KSB)のLOVE!瀬戸内海という番組の
取材に来ていただきました。はるばる高松から。。
岡山・香川で地域に根ざした活動をしている人や団体を紹介する番組で、
光栄にもタブララサを紹介いただけることになりました。
綿打ちのあとの糸車による糸紡ぎは、KSBのスパーキーに挑戦してもらいました、
いくちゃん、しんたくんとスパーキー。
しんたくんはいくちゃんが大好きになりました。
その様子が伺えます。いつも一緒。
そんなお兄ちゃんをよそに、まなちゃんはすやすやと眠っています。
体育館の木のフロアの上にゴザを敷いただけですが。
体に優しい柔らかいところで寝かすのがいいのかもしれないけど、
昔はこれくらいが当たり前だったのかなと思ったり。
もともと体育館なのでとても広い空間で、
そばには一緒に行ったタブララサのメンバーや島の方たちが誰かがいつもいて、
という環境であれば、いつもの生活から少し離れてのんびりできます。
お父さんはいつもまなちゃんと一緒。
そうこうしているうちにお別れの時間。
民宿に荷物を取りにいった馬上ファミリーと港で再会。
しんたくんがいくちゃんに猛アタック。
集会所でも一度お別れをしたのですが、そのときもしんたくんは泣きじゃくってました。
と思いきや、車が出発するとすぐに泣き止み、あれは演技か?との疑惑も生まれました。
そして、このときも、別れを惜しみつつ、フェリーに乗り込みました。
あとで聞いたところ、フェリーに乗ってからずっとおねえちゃんに会いたいと泣いていたそうです。
残ったメンバーで海の家で食事。
英語教師をしているというハンサムなイライジャが、
今夜パーティーするからおいでよと声をかけてくれました。
こういう声かけって優しさを感じます。何より話が面白かった。
なぜか亀仙人の絵が描かれたタンクトップ。
帰りの時間も近づき、民宿へ戻って荷造りをしていると、
いくちゃんのカバンから何やら紙切れが出てきました。
なつきちゃんとしんたくんからの手紙です。
この瞬間に立ち会えてよかったと、合宿をしてよかったなと、この一瞬にすべてが凝縮しているような気持ちに。
このときばかりは残ったメンバーも感動して言葉が出なかった。。
港へ向かっていると、関東からきてくれたイズミンの友だちたちが砂浜で遊んでました。
記念撮影にみんなでジャンプ。
チャリティーサンタの仲間で、連休に合わせて、
イズミンを訊ねて瀬戸内へ来てくれてたところへ、半ば強引に白石島へ連れて来てくれたのです。
何気にイズミンも白石島は初めてだったんだけどね。
他の島も巡ったけど、海の美しさなど白石島が一番よかったとの感想。
島へ訪れるきっかけづくりとして、綿を切り口に活動してきた身としてとても嬉しい。
ありがとう。
最後の最後、しっつが自転車を持ってきていたので、いくちゃんと2人に見送ってもらいました。
2人はこのあと帰ってきたわけだけど、こうしていつものメンバーに見送ってもらうという体験は、これまでの白石島での活動によって、何かを島に残せたんじゃないかと思わせるものでした。
秋からいよいよ活動を深めていかないとと思っています。
合宿の振り返りはまた別の機会に書きます。
白石島の皆さん、参加してくださった皆さん、取材に来てくださったKSBの方々、
どうもありがとうございました。
1 件のコメント:
今年、岡山の太物屋染織工房勝部さんより白石島茶棉の種を分けていただき、初めて栽培しました。プランター植えだったこと酷暑などで収穫は少しでしたが、和棉の歴史、製品加工などにとても興味を持ちました。今後ワークショップがあれば是非参加させていただきたいと思っています。
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