12月4日、東京でタブララサ副理事長の忠澤くん(以下、ちゅうくん)と青山でランチをしながらタブララサのことなどを話してきました。場所は、
YOSHITOMO NARA + graf
忠澤くんはタブララサのスーパーマン。東京で行われた隠岐島・海士町のイベントに参加した際に、KSアカデミーをされている専修大学の神原先生と出会ったのがきっかけで、タブララサとKSアカデミー、そして白石島とのつながりが生まれました。
忠くんが関わっているNPO法人夢職人のことなど多岐にわたる有意義な話になりましたが、ここではタブララサのことを書きます。
NPOは普通は何かしらの社会問題を解決するといったミッションを持って存在しているのに、タブララサにはミッションらしいものがないという話に。
これは僕がいろんな人とタブララサのことを話していても直面している事実。。
で、ちゅうくんが気付いたのは岡山には問題らしい問題がないということ。
タブララサは「岡山の1mmレベルアップ」をテーマとして掲げるようになったけど、これも問題解決というより、まちをより良くするための活動だなと。
納得。
リユース食器の貸し出しでイベントを通じてエコにさりげなく触れるきっかけを作ったり、緑豊かな西川緑道公園という岡山のまちなかのほとりでキャンドルの灯りに包まれて、スローな時間を過ごしたり、その他のタブララサの活動を見ている中で、ちゅうくんが気づき、神原先生も知らせてくれたタブララサの役割は、「プラットフォームとなり、団体と団体、団体と人をつなぐこと」。
そしてミッションと呼ぶのかはわからないけど、たとえばタブララサ単独ではイベントをしないで、絶対に誰かとコラボするというが活動方針じゃないかと(笑)。
ちょっと極端かもしれないけど、心がけとしてはいいんじゃないかと思いました。
あとは、オシャレに楽しくだったり、文化や勉強したりとか知的な部分も持ち合わせないなと。

僕が東京へ行って見たり話したりしたことは、白石島での直接的な活動ではないけれど、でも見聞きしている全てが白石島でどうするか、何ができるか、ということへつながっていきます。
タブララサというNPOに関わり、そこで白石島プロジェクトのリーダーをしている自分が、タブララサのメンバーと島と真反対のような東京であれこれと話す。
タブララサの今後を模索する話は、自ずと白石島での活動へつながっていくし、白石島で見えてきたことが、タブララサの今後へとつながるのでしょう。
もし自分一人でやっていたとすれば、こんな話をできる仲間は周りにいないだろうと思うと、NPOという組織で白石島へ関わる意味が別の方向から見えてくるのだと思います。
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